症例24

#親知らず #抜歯 #水平埋伏 #難抜歯 

症例24 |横向きの親知らずは抜いた方がいい?水平埋伏智歯を専門医が抜歯した症例|豊中市の歯医者が解説

難易度

★★★★★(高難易度)

当院では、横向きに埋まった難しい親知らずは、東京のがん研有明病院の口腔外科専門医が担当しています。大学病院へ紹介せず院内で対応できるケースも多くあります。

親知らずの抜歯の症例です。
水平埋伏と呼ばれ、横向きに生えている親知らずを専門医の先生を招聘して抜歯しています。

8,000円程度 (保険適用)
  • 主訴:痛いときがある (定期的に腫れる)
  • 年齢:29歳 女性

初診時の状態

親知らずが骨の中で完全に横を向いているのが分かると思います。この場合は分割抜歯といい歯を割りながら抜いていきます。非常に難易度が高く、専門的な治療が必要です。

Step.1
水平埋伏智歯(横向きに埋まった親知らず)
横向きに埋まった親知らずは、通常の親知らずよりも抜歯の難易度が高くなります。まずはCTで神経との位置関係を確認し、安全に抜歯できるかを詳しく診査します。
水平埋伏智歯は下歯槽神経(下唇の感覚をつかさどる神経)という神経に接近し、接触しているケースが多いです。
その場合抜歯後に麻痺が残ってしまう場合があるため当院では術前にCT写真を撮影して、神経との位置関係を三次元的に確認し、安全性を高めてから抜歯を行います。
どのように抜歯をすると麻痺が出にくいか、実際麻痺の可能性はどれくらいあるのかを事前に確認します。
Step.1
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親知らずの抜歯について歯科医師が解説

  • 親知らずは抜いた方がいい?

    親知らずは、必ずしも全員が抜かなければならないわけではありません。まっすぐ生えていて、しっかり噛み合っており、歯磨きも問題なくできている場合は、そのまま経過観察できることもあります。一方で、横向きに生えていたり、繰り返し腫れたり、手前の歯に悪影響を及ぼしている場合は、抜歯をおすすめすることがあります。
  • 水平埋伏智歯とは?

    水平埋伏智歯とは、親知らずが横向きに埋まったまま生えている状態です。歯ぐきの炎症や腫れを繰り返したり、手前の歯が虫歯や歯周病になる原因になることがあります。また、正常に生えている親知らずと比べて抜歯の難易度が高くなることが多く、十分な診査と治療計画が重要になります。
  • 親知らずの抜歯でCT撮影が必要な理由

    下の親知らずは、下歯槽神経という下唇やあごの感覚をつかさどる神経の近くにあることがあります。レントゲンだけでは神経との位置関係が分かりにくい場合には、CT撮影を行うことで三次元的に確認し、より安全な抜歯方法を検討します。今回の症例でも、術前にCTで神経との位置関係を詳しく確認したうえで、安全性に配慮して抜歯を行いました。
  • 抜歯後に気を付けるポイント

    抜歯後は、傷口が安定するまで数日間は安静を心掛けることが大切です。当日は激しい運動や飲酒、長時間の入浴を避け、強いうがいもしないようにしましょう。これらは血餅(かさぶた)が取れてしまい、治りが悪くなる原因になることがあります。また、腫れや痛みには個人差がありますが、処方されたお薬を正しく服用し、気になる症状があれば早めに歯科医院へご相談ください。
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院長のあとがき

当院の抜歯は東京のがん研有明病院の口腔外科専門医である森本真弘先生に2か月に1回程度お越しいただき、抜歯をお願いしております。豊富な経験と高度な技術を持つ口腔外科専門医です。
普段は口腔がんのオペを執刀していることから、非常に抜歯のスピードが早い先生です。豊富な経験を持つ口腔外科専門医が担当するため、安全性に配慮しながら効率よく治療を進めています。
大変人気のため予約枠がすぐに埋まってしまいますので、ご希望の患者様は早めにご連絡ください。

ケース概要

料金
約8,000円(保険適用・3割負担の場合)

治療回数・期間
  • 2回
  • 治療期間 1週間
所要時間 1回目 抜歯 40分
2回目 消毒・抜糸 10分

計2回  50分
患者年齢・性別
29歳・女性
麻酔 必要
リスク
  • 抜歯後の感染
  • 治癒不全
  • 神経損傷、血管損傷のリスク
  • 術後の疼痛、腫脹、出血
注釈
当ページに掲載している症例写真は、患者様ご本人の同意をいただいた上で掲載しております。 治療結果には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。 治療方法や期間、費用、リスクについては、患者様お一人おひとりのお口の状態によって異なります。 当院では、事前に十分な説明を行い、ご納得いただいた上で治療を進めております。
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同じようなお悩みをお持ちの方へ

無理に治療をすすめることはありません。
一般歯科治療について当院ホームページにて詳しく解説しております。
まずは今のお悩みをお気軽にご相談ください。

参考文献

✓日本口腔外科学会「口腔外科診療ガイドライン」
✓日本有病者歯科医療学会 関連ガイドライン
✓AAOMS (American Association of Oral and Maxillofacial Surgeons) Management of Impacted Teeth
✓NICE Guideline Guidance on the Extraction of Wisdom Teeth
✓Peterson LJ. Contemporary Oral and Maxillofacial Surgery

執筆・監修

久保 亮太郎(くぼ りょうたろう) 歯科医師 歯医者さん豊中くぼ歯科 院長
岡山大学歯学部 卒業
大阪府豊中市・岡町にて、一般歯科からセラミック治療、インプラント治療、矯正治療まで幅広い歯科診療を行っています。

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