症例05

#ジルコニアブリッジ #前歯 #歯周病 

症例05 | 歯周病で前歯がグラグラする|抜歯後にブリッジで治療した症例|豊中市の歯医者が解説

難易度

★★☆☆☆(初級)
歯周病で抜歯となった前歯を、フルジルコニアブリッジで自然に回復した症例です。
フルジルコニア 1本 88,000円(税込)
3本 264,000円(税込)
  • 主訴:前歯がぐらぐらで困っている
  • 年齢:84歳 女性
  • 希望:抜歯しても良いから、しっかり噛めるようになりたい

初診時の状態

患者背景
若いときは歯医者に通う習慣がなかったが、定期的に歯科医院へ通われるようになり、長年できる限り歯を残す治療を続けてこられました。

診断
前歯は歯周病が進んでおり、動揺がひどかったため保存が困難と診断し、抜歯を選択しました。


Step.1
重度歯周病
保存不可能と診断
初診時の状態です。プラークコントロールは確立されていましたが、重度歯周病で噛み合わせるたびに揺れて気になるとのことでした。抜歯を選択し、患者様とご相談したうえでブリッジにて治療を進めることにしました。
Step.1
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Step.2
フルジルコニアブリッジ装着後
モノシリックジルコニア(multilayer) シェード(A2)
歯周病が進んでいたため、左上の前歯の骨吸収量が大きく、ブリッジのポンティックと呼ばれる真ん中の部分がやや見た目に少し制限が残りました。
若い患者様であれば、歯肉移植や骨造成を考えるケースですが、今回患者様が84歳というご年齢であることと、笑ってもあまり口唇が上に上がらず目立たないタイプであったため、噛む機能と治療スピード、外科的侵襲性を考慮してこのような仕上がりになりました。(もちろん事前に患者様と相談の上、最終的に非常に満足されています)
Step.1
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Step.3
4年後の治療経過
モノシリックジルコニア(multilayer) シェード(A2)
安定して良い状態を保てています。少し残念な予後としては、左上の前歯のマージンライン(境目)が歯周病が進行したことによって少し見えています。
やはり、一度重度歯周病になると、安定した状態を保つことも難しいです。
Step.1
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歯周病で前歯を失った場合のブリッジ治療について歯科医師が解説

  • 歯周病で抜歯が必要になるのはどんな状態?

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  • ブリッジ・インプラント・入れ歯の違い

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  • フルジルコニアブリッジのメリット

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  • ブリッジを長持ちさせるために大切なこと

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院長のあとがき

フルジルコニアを使用した前歯のブリッジの症例です。
歯周病で清掃性が悪い場合に有効な選択肢になるのがフルジルコニアです。審美的なだけでなく、汚れが滞留しにくいという特徴があります。

今回、84歳とご高齢の患者様にブリッジを選択しました。加齢変化に伴う歯槽骨の低下で、ブリッジに、やや審美障害を認めます。悔しいところで、もっと自分の実力を上げていく必要があると実感すると同時に、予防治療によってなんとか現在の状態を保つことができているので、予防治療の大切さを患者様にもっと伝えていく必要があると感じました。

年齢だけで治療をあきらめる必要はありません。お口の状態や全身状態を確認したうえで、一人ひとりに合った治療方法をご提案しています。

ケース概要

料金 フルジルコニア3本 合計 264,000円(税込)
治療回数・期間
  • 2回
  • 治療期間 1週間
使用材料・技工所
  • フルジルコニア(multilayer)
  • ワールドラボ大阪
所要時間
1回目 むし歯除去 型取り 60分
2回目 セット 30分

計2回 90分
患者年齢・性別
84歳・女性
麻酔
1回目のみ
リスク
  • 破折
  • 知覚過敏
  • 二次カリエス
  • メンテナンスの必要性
注釈
当ページに掲載している症例写真は、患者様ご本人の同意をいただいた上で掲載しております。 治療結果には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。 治療方法や期間、費用、リスクについては、患者様お一人おひとりのお口の状態によって異なります。 当院では、事前に十分な説明を行い、ご納得いただいた上で治療を進めております。
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参考文献

✓日本歯周病学会「歯周病診療ガイドライン」
✓日本補綴歯科学会「補綴歯科診療ガイドライン」
✓日本補綴歯科学会「クラウン・ブリッジ診療指針」
✓Pjetursson BE. A systematic review of the survival and complication rates of fixed partial dentures (FPDs)
✓Lang NP, Lindhe J. Clinical Periodontology and Implant Dentistry

執筆・監修

久保 亮太郎(くぼ りょうたろう) 歯科医師 歯医者さん豊中くぼ歯科 院長
岡山大学歯学部 卒業
大阪府豊中市・岡町にて、一般歯科からセラミック治療、インプラント治療、矯正治療まで幅広い歯科診療を行っています。

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