症例04

#インプラント #前歯部 #高難易度 #審美 #ジルコニア #外傷

症例04 | 前歯の骨が少なくてもインプラントはできる?骨造成を行った症例|豊中市の歯医者が解説

難易度

★★★★★(難症例)
「前歯を失い、「できるだけ自然に治したい」というご希望に対して、骨造成を併用したインプラント治療を行った症例です。」
前歯部インプラント 495,000円(税込) 
骨造成(中) 77,000円(税込)
  • 主訴:治療途中だった前歯をきれいに治したい
  • 年齢:28歳 男性
  • 希望:自然な見た目に仕上げてほしい。隣の歯は削りたくない

初診時の状態

前歯部に欠損を認めます。
欠損部にはShell-TEKと呼ばれる薄い仮歯が入っていました。
年齢から入れ歯の選択肢はなく、ブリッジにも抵抗があるとのことでしたので、インプラントで治療することになりました。ただ、骨が大きく失われており欠損部に大がかりな骨を増やす処置(骨造成)が必要でした。

Step.1
前歯部の治療方法を相談
治療選択
外傷で前歯部を失った患者様です。当時まだ27歳と若く、相談の上インプラントをご希望されました。
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Step.2
待時インプラントを選択
straumann BLT 12mm×3.3mm
FDBA(凍結乾燥骨)

前歯部インプラントは非常に難易度が高いことで知られています。今回、外傷歯であったためレントゲンからも分かりますが、大きな骨吸収がありました、そのため、骨の状態を考慮し、安全性を優先して通常より慎重な治療方法を選択しました。その際に、GBR(骨造成)テクニックと呼ばれる人工骨移植を併用しています。
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Step.3
インプラントオペ
モノシリックジルコニア(multilayer) シェード(B1)
非常に自然な仕上がりです。周囲の天然歯とも調和した自然な仕上がりになりました。
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Step.4
3年経過後の写真です
治療から3年が経過しましたが、機能面・審美面ともに安定した状態を維持しています。
術後3年経過しました。前歯部インプラントである審美障害もなく、非常に良好な経過をたどっています。
臨在歯の歯肉退縮や知覚過敏なども認めません。歯肉の炎症もなく非常に良好な経過をたどっています。
色調も周囲の天然歯と自然に調和しています。
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前歯のインプラントと骨造成について歯科医師が解説

  • 骨が少なくてもインプラントはできる?

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  • 骨造成(GBR)とはどんな治療?

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  • 前歯のインプラントが難しいといわれる理由

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  • インプラントを長持ちさせるために大切なこと

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院長のあとがき

前歯部インプラントの審美症例です。特に若い患者様で苦労するのは歯肉も含めて左右の歯と調和させることです。
幸いとても白い歯の色をされていたので、ジルコニア本来の白さを際立たせるだけで色の調和は取れました。
埋入ポジショニングや、歯肉の状態など考慮することが多く、難症例に分類される症例でしたが、非常に審美的に仕上がり、患者様も満足されていました。

前歯のインプラントは、奥歯よりも見た目の仕上がりが求められるため難易度の高い治療です。骨の状態によっては骨造成が必要になることもありますが、適切な診断と治療計画を立てることで、長期的に安定した結果を目指すことができます。

ケース概要

料金
インプラント 495,000円(税込)
GBR(中) 77,000円(税込)

治療回数・期間
  • 9回
  • 治療期間 7か月
使用材料・技工所
  • フルジルコニア(multilayer)
  • ワールドラボ大阪
  • ストローマン Bone Level Taperd 3.3mm×12.0mm
  • オシックスプラス
  • FDBA ヒト由来「凍結乾燥他家骨(非脱灰凍結乾燥骨)」
所要時間
1回目 術前説明 60分
2回目 インプラント、GBR(中) ope 150分
3回目 消毒 10分
4回目 抜糸 10分
5回目 二次オペ 60分
6回目 上部構造印象 60分
7回目 上部構造セット(Tプロビジョナルレストレーション) 60分
8回目 上部構造印象 60分
9回目 上部構造セット(最終補綴) 60分

計9回 530分
患者年齢・性別
28歳・男性
麻酔 毎回
リスク
  • 破折
  • インプラント周囲炎の可能性
  • メンテナンスの必要性
  • 審美障害
  • 臨在歯の知覚過敏
  • GBRの際の痛み、腫脹
注釈
当ページに掲載している症例写真は、患者様ご本人の同意をいただいた上で掲載しております。 治療結果には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。 治療方法や期間、費用、リスクについては、患者様お一人おひとりのお口の状態によって異なります。 当院では、事前に十分な説明を行い、ご納得いただいた上で治療を進めております。
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同じようなお悩みをお持ちの方へ

無理に治療をすすめることはありません。
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参考文献

✓日本口腔インプラント学会「口腔インプラント治療指針」
✓ITI Treatment Guide(Anterior Implant Esthetics)
✓European Association for Osseointegration(EAO)Clinical Guidelines
✓Buser D, 20 Years of Guided Bone Regeneration in Implant Dentistry
✓Chen ST, Buser D. Esthetic outcomes following immediate and early implant placement in the anterior maxilla

執筆・監修

久保 亮太郎(くぼ りょうたろう) 歯科医師 歯医者さん豊中くぼ歯科 院長
岡山大学歯学部 卒業
大阪府豊中市・岡町にて、一般歯科からセラミック治療、インプラント治療、矯正治療まで幅広い歯科診療を行っています。

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